学会で節約

学会予約

・学会登録の早期割引、学生・ポスドク割引 

annual meetingなどの登録にはたいてい早期登録割引(Early bird discount)があるので、学会に参加予定であれば割引料金のうちに忘れずに申し込みましょう。

学生はStudent料金、場合によってはポスドクもTraineeとして割引料金で登録できます。その際にStudentもしくはTraineeであることの証明書が必要になることがあります。ボスに書いてもらいましょう。

 

・(若手)研究者海外派遣助成金

民間の研究助成団体(内藤記念科学振興財団、等)が、海外で発表する研究者のために旅費の補助をしてくれます。北米の学会には20-30万円とか。有名な財団だと競争率が高かったりします が、採択されると「研究で外部資金を獲得した」という点で研究者の業績にもなりますので、応募できる助成金があったら是非応募してみましょう。

有名な検索サイトは、助成財団センターUMINの研究助成

助成財団センターでは、「民間助成金ガイド」→「助成プログラム検索」と入って、事業形態「派遣」をクリックして検索してみましょう。うまくいけばあなたが応募できる助成金が見つかるはず。

大学など所属施設の助成金担当部署に相談すれば、地元の助成金財団や大学の助成プログラムを紹介してもらえるかも。

応募にあっては申請書、学会終了後には報告書を作成する必要があります。

 

・学会のYoung Investigator Award、Travel Grantに応募

学会によっては、ネットでの演題登録時に筆頭演者がYoung Investigator Awardの対象になるかどうかの確認画面が出てきます。学会によるでしょうが、「PhD取得5年以内」を「若手研究者」の基準としているところが多いよ うです。該当する場合は、Award対象演題として登録してみましょう。あなたのabstractの点数が高ければ、Awardを受賞でき、賞金もGet できます。「受賞」という業績にもなります。

Travel Grantという旅費の助成プログラムが制定されている学会もあ

ります。年齢、PhD取得後の期間等、条件がマッチするようならば是非申し込んでみましょう。

金額は学会によりますがYoung Investigator Award $1000、Travel Grant $500とか。

 

・夕食は製薬会社主催のディナー付きセミナー

特に臨床系の学会では製薬会社が主催しているディナー付きのセミナーが学会期間中に開催されることが多いです。他の予定がなければ、参加してセミナーで勉強しつつ、おいしい料理を食べましょう。

ホテル等の宴会場で、丸テーブルに8-10人程度が座ってディナーを食べつつ、セミナーを聞くという形式が多いです。ネットワーキングの意味合いもあるので、相席した人とちょっと話をしたりと交流しましょう。

 

・昼食代の節約

ホテルの朝食時にバナナ、マフィン等のちょっとしたものをキープしておいて、昼食にしましょう。昼食は軽めの方が、午後のセッションで眠くならない。

※あんまり多量に持ち出すとホテルの人に怒られるぞ。

 

・朝食代の節約

学会によっては、ネットワーキングブレックファーストが設定されていることもあります。その会場では、丸テーブルがいくつも用意され、各テーブルには有名 な先生が1人ずつ座っています。お目当ての先生のテーブルに座って、朝食を食べながら話しをする、というものです。

ちょっとハードルは高いですが、ネットワーキングしつつ、朝食代の節約です。

 

・企業のブースでグッズget

製薬会社、試薬メーカー等がポスター会場に隣接してブースを設けている学会が多いです。そういったブースの中には学会参加者にUSBメモリ等の グッズや軽食を振る舞ってくれるところがあるので、ちょっと立ち寄ってみて、もらえる物はもらっておきましょう。趣向を凝らした面白グッズ(研究領域の細 胞の形をしたぬいぐるみ・置物など)をゲットするとお土産にもなる(?)